お歳暮の添え状と礼状の文例



礼状の文例

 

 

お歳暮の一般的な文例。

 

「昨日宅配便にて、私どもの大好物が届いてびっくりいたしました。東北のお品はどれも美味しいものばかりですが、以前旅行で訪ねて以来、特に□□の美味しさは忘れられず、時々食べたくなって仕方ないほどです。

 

あの食感は他ではまず味わえないものです。早速今晩にでも家族全員で頂戴いたします。家族の喜ぶ顔が今から目に見えるようです。

 

むしろこちらの方が何かとお世話になっておりますのに、いつもお心にかけていただきまして大変感謝しております。お寒い折、どうぞお風邪など召されませんよう、御身おいといください。」

 

という感じです。送られた品に対して具体的に書くのがいいかと思います。

 

 

会社としての礼状なら、

 

「拝啓 年末を迎えご繁忙な日々をお過ごしのことと拝察申し上げます。平素は格別のご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて このたびはご丁重なお歳暮の品をいただきまして誠にありがとうございました。日ごろは私どもの方が大変お世話になっておりますのに このようなお心づかいをいただき恐縮しております。
いよいよ寒さも厳しくなります折、皆様の一層のご健勝、貴社のますますのご発展を心からお祈り致します。まずはとりあえずお礼かたがたご挨拶申し上げます。敬具 平成○○年十二月」

 

というようになります。品物自体についてはあまり触れなくてもいいかと思います。仕事関係以外においては、添え状も礼状も一定の礼儀をわきまえればいいわけで、あまりにも形式にとらわれる必要はないと思います。