お歳暮の添え状と礼状の文例



添え状の文例

 

 

お歳暮の一般的な文例。

 

「拝啓 年末も近づき、お忙しくお過ごしのことと拝察申し上げます。□□の折は、大変お世話になり、誠にありがとうございました。
お歳暮のしるしまでに、気持ちばかりではありますがお酒をお送りさせて頂きました。旅行先の食事の際に出されたものですが、熱燗もお勧めということでしたので。お口に合いましたら何よりです。
これからいよいよ本格的な寒さに向かいます折、どうぞご自愛くださいませ。かしこ」

 

 

こういった感じですが、会社としての添え状なら、

 

「謹啓 寒冷の候ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。平素は格段のお引立てをいただき、厚くお礼申し上げます。
弊社は、この一年間、お蔭をもちまして事業を順調に展開させる事ができました。これもひとえに皆様のご支援ご愛顧のおかげと存じ、厚くお礼申し上げます。つきましては、歳末のご挨拶のしるしまでに、本日お歳暮の粗品をお送りさせていただきましたので、ご笑納いただければ幸いに存じます。

 

来年も何卒変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。敬具 平成○○年十二月 株式会社○○ 代表取締役社長 ○○○○」、

 

というようになります。

 

 

新婚の夫婦から仲人への場合は、

 

「拝啓 初冬の候、○○様ご夫妻にはますますご壮健にてご活躍のこととお喜び申し上げます。
私たちの挙式、披露宴でお世話になりましてから早半年が過ぎようとしております。その間、一人前の夫婦とはいえない私たちにいろいろなご教示、ご助言をいただき、誠に感謝しております。今後も何かとお世話になることと存じます。何卒ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めてお歳暮の粗品をお送りいたしましたので、ご笑納いただければ幸いです。末筆ではございますが、幸多き新年を迎えられますようお祈りいたします。敬具」、

 

というような感じです。親しい人や家族などに対しては、形式にとらわれず、もう少し自由な文面でもかまいません。